
どうもシノケンです。
今回は、デジタル資産(NFT)についてコラムを書いていきます。
1980年代後半のバブル期には日本の土地の値段が急上昇しました。
その結果、土地を転売する土地転がしという人が大きく儲けました。
時は変わって令和の現代、デジタル上の土地を転がして儲ける人が続出しています。
「デジタル上の土地?」
「そんなもの買ってどうするの?」
そう思われたかもしれません。
しかしながら、こんなニュースを目にする事もチラホラ….
(引用:コインテレグラフジャパン)
「仮想空間の土地が1億6500万円で売却」
にわかに信じがたい話ですが現実です。
事実、マネックスグループ傘下のコインチェックという仮想通貨取引所も
ブロックチェーンゲーム「 The Sandbox」の仮想空間で土地を購入して話題となりました。
こういった背景にはデジタル資産(NFT)というキーワードを理解する必要があります。
デジタル資産(NFT)とは?
デジタル上の土地やデジタル資産を理解する上で重要なのが
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)という技術です。
そもそも、デジタルの土地や資産には実体はありません。
実体がないからいくらでも複製や改ざんする事が可能になるように思えます。
であれば、そんなものに価値が生まれるのは不思議ですよね?
この疑問に対する答えが、ブロックチェーンを利用したNFTという技術。
このNFTが土地、ゲームのアイテム、音楽、アートなどデジタル資産を
唯一無二のものとして証明しなおかつ保有者の名称などを
記録できるようにしました。
ここは仮想通貨がブロックチェーンという仕組みで価値を担保されているのと全く同じ理屈です。
ブロックチェーンに興味がある方はこちらに解説しています。
↓↓↓
つまりは、NFTによりデジタル資産であっても現物資産と同じく価値ある一点ものとして
管理できるようになったわけです。
デジタル資産(NFT)はイメージとしては、
仮想通貨(cryptocurrency)と非常に似ています。
差し詰め、
デジタル資産(NFT)とはブロックチェーンという
親から生まれた仮想通貨の兄弟のような存在と言えるでしょう。
デジタル資産(NFT)が値を上げている
こういったNFTという技術革新により
最近絵や音楽や動画などの
デジタルアート作品や
武器や土地やキャラクターなどデジタルゲームアイテムが高騰しています。
OpenSeaとは?
デジタル資産のマーケットプレイス「OpenSea」の
月次取引高は
2021年1月約8億円から2月に約100億円になりました。
ビットコイン価格上昇による余剰資金が
NFTデジタル資産に流れ込み
どんどん価値が上がっているのです。
ちなみにこちらがそのOpenSeaです。
https://opensea.io/
一通り探索してみましたが色々なデジタル資産が販売されています。
例えば、有名デジタルアートクリエイター
ビープル氏のアート作品や
イーロンマスクのアート作品などが注目を集めて高値取引されています。
日本人アーティスト
せきぐちあいみさんの作品も
「OpenSea」で1300万円になりました。
このようにOpenSeaではデジタル資産が日々、売買されていて
高値をつけるものも出てきているのです。
The Sandboxとは?
他の例でいえばスクエアエニックスや
コインチェックも出資した
The Sandboxというゲームの
土地やアイテムが上がって日々転売されていたりします。
The Sandboxとはブロックチェーンゲームです。
過去最高のプライズのGame Jamを開催致します。
クリエーターの皆さん、仮想空間がオープンはこれから。
ゲームのリリースは、今がチャンスです!詳細はこちら
▶️ https://t.co/3T5spG8Dkk pic.twitter.com/o4ARDjkjlP— 【公式】The Sandbox (ザ・サンドボックス) (@TheSandboxJP) March 22, 2021
これからは、ゲーム上の仮想空間の土地、ゲームのアイテムなどが売り買いされて
高値をつける事も珍しくなくなってくるでしょう。
人類市場初のツイートは3億
他にも、ツイッター創業者”ジャック・ドーシー(CEO)の15年前の
記念すべきツイートがネット上で競売約3億で落札されたりします。
イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザのように
Twitterのツイートが歴史的価値を持ち高値をつけています。
こちらもNFTとして管理される為に世界でたった1つのものとしてその希少性を担保されているからです。
まとめ
以上、デジタル資産(NFT)について解説してきました。
ビットコインなどの価格が急騰してきていますがそれに伴いデジタル資産も
注目を浴びています。
投資ですので必ず儲けられるという事はありませんが
比較的リターンを得やすいのが今の、デジタル資産(NFT)市場です。
これからデジタル資産(NFT)について知らないというのが論外ですが
知っていても
「デジタル資産なんて胡散臭い….」
「デジタルには実体はない。」
という認識では取り残されていく事でしょう。
価値観を新しくしてデジタル資産(NFT)に注目していきましょう。
ではでは、参考にしていただければ幸いです。